台湾留学 学校手続きサポート

 私たちは台北に本社を置き、日本人留学生向けの語学留学や台湾進学をサポートしています。
語学学校の申請サポートは、手数料 19,000 円
台湾での部屋探しなど、そのほかのサポートもお気軽にご相談ください。

台北留学 台北の中国語センター

台湾での語学留学

 台湾政府(教育部)により、中国語習得を目的とした留学ビザ(査証)の発行には週に15時間の授業が定められています。
そのため、台湾のほとんどの言語センター中国語講座で、授業は1日3時間(週15時間 土日休講)のスケジュールとなっています。
1日3時間だけだと、午前(9~12時)もしく午後(13~16時 ※学校によって時間割は前後します)で授業が終わってしまい、空き時間が多いと感じる留学生もいるようです。

 1学期を通して、だいたい1名の講師がクラス担任となって授業をします。「この時間が文法」「この曜日は作文」のように時間割は分けられているわけではありません。
カリキュラムも、教育部の指針に基づいて組まれているので、どの学校でも授業内容に違いはほとんどありません。

台湾の中国語

 一般的にいわれてる「中国語」とは、北京語(北京官話、マンダリン)のことです。日本で購入できる中国語の教材や教科書には、「普通話」や「漢語(汉语)」 といった呼び方をされていることもあります。
台湾の中国語をあえて区別するために「台湾華語」や「台湾国語」と呼ぶこともあるようですが、どれも同じ中国語(北京語)と考えてかまいません
(そもそも台湾で「台湾華語」という呼び方をすることはありません)

 台湾の標準語は、大陸と同じ「北京語」ですので、台湾人は中国人と支障なく会話ができます。もちろん台湾の訛りや、台湾独特な方言もありますが、英語がイギリスとアメリカでは違いがあるような感じです。
たとえば台湾のタクシーの運転手さんには、それこそ "コテコテ" の台湾訛りの強い中国語を話す人が多くいます。

学期・開講日程

 1学期3ヶ月(12週間)で、年間4学期(春 / 夏 / 秋 / 冬)のクォーター制が主流ですが、1学期のうちの1、2ヶ月だけ受講したり、夏にだけ2、3週間の短期サマーコースを設けている学校もあります。

入学資格

 大学付属の中国語スクールなので、入学資格は18歳、高卒以上。(サマーコースでは中高生から参加できるプログラムもあります)
中国語の学習経験がないことを心配する方が多いですが、どの学校にもレベル1からの授業があるので、中国語初心者でも心配はありません。

申込期日

 学校によって様々です。直前でも受け付けしてくれる学校もあれば、台湾大学のように定員に達すると早期に締め切る学校もあります。
開講の2ヶ月前を目安に申し込みするのが確実です。
特にビザを申請する場合は、手続きに時間がかかるので、そのぶん早めに申し込みしてください。

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学生ビザ

 台湾留学にビザの取得は必須ではありません。
日本のパスポートであれば約90日まで連続滞在ができるので、その範囲内で出国するのであればビザなしでも受講はできます。
ただし、学生ビザを所持していない場合は、入国審査表の渡航目的を「求學」(就学)にはできないので要注意。

学生寮

 台湾の大学の学生寮は学部生用のため、語学留学生には入居できないことがほとんどです。
また入居できたとしても、寮の多くが四人部屋で、1人部屋はありません。寮によっては寝具が備え付けでなく、自費で購入する必要があります。

奨学金

 台湾では語学留学生を対象とした、2種類の奨学金制度があります。

 1つは台湾政府の奨学金で、「教育部」と「外交部」の2つの官庁が出しています。
年度ごとの給付なので、留学する前年に申請しておく必要があります。
申請には台湾の中国語検定(TOCFL)のスコアが要求されます。

 もう1つは大学が各自で設けている奨学金制度です。
そのほとんどが、前の学期で成績や学習態度が優秀だった留学生が対象となるので、最初の学期には申請資格がありません。

教材・教科書

 台湾の中国語スクールでは長らく、台湾師範大学が編集・出版している「實用視聽華語」という教科書がスタンダードになっていました。
その後継の新教材として「當代中文課程」が刊行され、2018年ごろから採用する学校が増えてきています。
中国語のレベルによってはそれ以外の教材を使うこともあります。
教科書1冊の価格は 500~800 元くらいです。

台湾の語学学校 レベルとカリキュラム

 語学学校のクラスは、受講者の能力別にだいたい9〜10段階に分かれています。
おおまかに、初級 / 中級 / 高級の3レベルがあり、各レベルが更に 1~3 の三段階に細分化されています。
(学校によっては「中高級」、「上級」など呼称に差異があります)

 基本的には1学期(12週)で、1レベルが修了します。
初級から開始して、高級までの全段階を修了するのには、2年ほど要する想定になっています。
昇級には、必要な出席数や成績の規定があるので、学期が修了すれば自動的にクラスが上がるとは限りません。

 外国人が台湾の大学を受験するには、「中級1」程度の中国語レベルが要求されます。
もし、ほとんど中国語が話せないレベル「初級1」から語学留学をスタートさせたとすると、1年後(4学期を受講後)には「中級1」になっていることになります。

検定試験でのレベル換算

「TOCFL」(国家華語測検)は台湾教育部の中国語能力試験です。
外国人が台湾の大学に受験したり、奨学金を申請するときの中国語能力の基準となります。
TOCFL と CEFR のレベル対照

「HSK」(漢語水平考試)は中国政府の能力検定です。
HSK 各級の概要

レベル0

学習概要:
■漢字の基礎、および発音記号(ピンイン)の学習。
(日本出身の留学生は漢字の素養があるので、このレベルを長く履修することはあまりない)

履修期間:1~3ヶ月

レベル1(初級1)

学習概要:
■発音・声調・漢字の修得。
■日常的な単語・語彙の学習。
■買い物など、初歩的な会話。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語1 當代中文課程1

習得語彙:500語

試験レベル
TOCFL : 入門級
CEFR : A1
HSK : 3級

レベル2(初級2)

学習概要:
■日常的な表現・語彙に慣れる。
■自分の経歴や近況について、自己紹介したり、簡単な質問に回答できるようにする。
■ゆっくりと話している相手の言葉を聴き取る。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語1~2 當代中文課程1~2

習得語彙:500語

試験レベル
TOCFL : 入門級~基礎級
CEFR : A1~A2
HSK : 3~4級

レベル3(初級3)

学習概要:
■日常的なテーマにそった常用語句の学習。
■身近なこと(例:家庭、職場、地理・環境)に関連する表現を理解する。
■場面や状況に応じた会話の修得。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語2~3 當代中文課程2~3

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 基礎級
CEFR : A2
HSK : 4~5級

レベル4(中級1)

学習概要:
■職場、学校、レジャーなどの場面でよく見聞きする表現を覚える。
■自分の身近なことや興味のあることをテーマにした文章表現の習得。
■300文字程度の初歩的な作文を書く能力。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語3~4 當代中文課程3~4

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 進階級
CEFR : B1
HSK : 5級

レベル5(中級2)

学習概要:
■職場、学校、レジャーなど交友関係で使う語句の修得。
■公共施設内などで放送される内容を理解する。
■伝統や文化に由来する語句(故事成語・ことわざ)の学習。
■これまで習得した字句・表現を用いた500文字程度の作文能力。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語4 當代中文課程4

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 高階級
CEFR : B2
HSK : 5~6級

レベル6(中級3)

学習概要:
■具体的また抽象的なテーマの複雑な文章の読解。
■多様な論題について自分の意見を表明、その利点・欠点や、反対・賛成の理由を叙述できるようになる。
■専門用語のある講演やスピーチを聴き取るリスニング能力。
■600文字程度の作文能力。

履修期間:3ヶ月

教科書:
實用視聽華語4~5 當代中文課程4

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 高階級
CEFR : B2~C1
HSK : 6級

レベル7(高級1)

学習概要:
■論説・時事評論などの記事をおおまかに読解する。
■ニュース報道・放送を聴き取るリスニング能力。
■1000文字程度の評論文の作成。

履修期間:3~6ヶ月

教科書:
實用視聽華語5 迷你廣播劇 今日台灣 

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 流利級
CEFR : C1
HSK : 6級

レベル8(高級2)

学習概要:
■より広汎で高度な長文の読解。
■時事評論などの文章を細部まで理解する。
■滑らかに自然な表現、かつ直截的すぎない修辞を身につける。
■1500文字程度の評論文の作成。

履修期間:3~6ヶ月

教科書:
實用視聽華語5 當代中文課程5 新聞・専門誌など

習得語彙:500~1000語

試験レベル
TOCFL : 流利級
CEFR : C1~C2

レベル9(高級3)

学習概要:
■ネイティブの中国語話者とも支障なく意思疎通ができ、習熟していない話題でも議論ができる。
■中国語で滑らかにスピーチや発表ができる。
■高度な語句を用いた2000文字程度の作文。

履修期間:3~6ヶ月

習得語彙:1000語

試験レベル
TOCFL : 精通級
CEFR : C2

自分の中国語レベルはどれくらい?

 日本で週に1回ほど中国語教室に通っていたり、大学の第二外国語で1年習った程度だと、たいていは「初級2」前後のレベルです。
「初級1」はまったくの中国語未経験者でも受講できる基礎から始まるので、ごく簡単な漢字の書き取りをしたりと、日本人にしてみると少し退屈に感じられるかもしれません。
忘れがちですが、日本以外のほとんどの外国では「漢字」を使っていないので、中国語を学ぶ外国人はまず文字を一から学ぶ必要があります。

 ある程度、基礎を習った人なら「初級2」になるのが妥当かもしれませんが、日本での学習環境だと、読み書きはともかく、中国語の発音や聴き取りの訓練が不足しがちです。
ペーパーテストだけだと、漢字の読み書きに慣れている日本人は、実際の中国語能力よりも1、2段階上の評価になってしまうと考えたほうがいいかもしれません。